2011/02/24

「POST」 ビョーク (1995)


コトリンゴがビョークが好きだと言っているのを読んだのがきっかけで、去年の今頃はビョークがマイブームだった。そのコトリンゴが「Picnic Album 2」でビョークの「Hyperballad」をカバーしていた。原曲どんなんやったけなと探したところ、僕が持っていない「POST」に入っていたので買った。これでビョークのアルバムはコンプリート。

「Hyperballad」を聴き比べると、コトリンゴのアレンジがアヴァンギャルドなのでビョークがポップに感じられた。そう思って改めてアルバム全体を聴いてみると、ビョークは重たい音のリズムトラックと高く軽い声の対比を聴かせるようにサウンドを作っているのだなと気付いた。コントラストの付け方がうまい。コトリンゴのヴォーカルは編曲の一部だが、ビョークはヴォーカルのための編曲をしている。

打ち込みが基本だが、生のストリングスが入っていたり、生バンドのスイング・ジャズがあったりする。そのへんの自由で多様な感じはやっぱり良い。ビョークのアルバムで一番ポップな名盤ではなかろうか。

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