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2017/07/12

「コーヒーの科学」 旦部幸博

→ アマゾンで見てみる

僕は自分で焙煎したコーヒーを飲んでいる。コーヒーの淹れ方や焙煎の方法についての本をいろいろ読んだが、どれも大概著者の経験則と思い込みばかりで、なんでそうなのかという科学的根拠の乏しい話が多かった。

コーヒーの焙煎や抽出はほぼ化学の実験だから、科学的根拠に基づく定量的なコントロールが大事だ。

この本の著者はコーヒー好きの科学者なので、詳細過ぎるくらい科学的な理屈が書かれていて、僕の長年の疑問がいくつも解けた。

新書本だが、コーヒーに関するあらゆる情報が詰まっている。コーヒー好きの人はこれ一冊だけ持っておけば充分だと思う。

2014/02/01

「アマゾンで古本を売るコツ」 ぶんよう


要らなくなった本を試しにアマゾンのマーケットプレイスに出品してみたら、結構いい値段であっけなく売れたので、古本売りにハマってしまいました。我が家の古本や古雑誌が、この3ヶ月で100冊も売れて、売上も数万円になっています。絶版本が定価より高く売れたりもします。1冊ずつ宅配便で発送する手間はかかりますが、オンライン古本屋が簡単に開業できてしまうというわけです。

その経験で判ってきたノウハウを整理して電子書籍を作りました。高く売れるのは学術本や趣味・実用書などです。要らない本がある方は、まずアマゾンで中古の相場を調べてみて下さい。

2010/03/05

「フライパン1本でできるお手軽フレンチ」 ダニエル・マルタン


晩御飯のメニューを増やすべく、フレンチを研究。三ツ星シェフがカジュアルなフランス料理を教えてくれるというので、この本を買ってみたのだが、ちょっと気の利く主婦or主夫であれば教えてもらわなくてもできるような洋食メニューが多い。それに、「手頃な食材で」というわりにウニ、からすみ、アワビなんかが出てくる。

昨日は「フランス風豚肉のしょうが焼き」を作ってみたが、完全に中華風だった。味付けが「しょうゆ、ソース、はちみつ、白ワイン、片栗粉」にゴマ油だから当然である。他にもベトナム春巻きとか、何とかのカレー風味とか、フレンチも自由なんですよ的なネタが多い。

2008/05/03

「日本のおかず」 西健一郎


有名な料亭の主人による家庭料理の本。テレビのインタビューで家庭料理は簡単で良いんですと言っていたので買ってみた。作り方の説明はものすごくシンプルである。出汁はちゃんと鰹節でとりなさいと言っているが、味付けはだいたい砂糖と醤油だけというのが多い。

この本にしたがって肉じゃがを作ってみる。肉を炒めて、じゃがいもを炒めて、水を入れて砂糖と醤油で味付け。それだけ。分量の表示はあるが何人前とも書いていないし、材料の切り方も、何分煮込むかも説明がない。

今までの僕の料理の師匠は主婦の友社「お料理基礎百科」で、そっちの肉じゃがのレシピではタマネギが入っているし、ダシと酒と味醂も入れる。醤油は半量づつ入れるとか落し蓋をして何分とか、手取り足取り細かい説明がある。だいぶ違う。

西先生のレシピでは醤油が多過ぎるように思うが、ご飯がすすむように濃い味付けにするとのこと。食べてみると材料と醤油だけのスッキリ素朴な味。今までの肉じゃががコテコテに感じられる。これはたしかに簡単でうまい。目から鱗が落ちる。