昔買ったAVアンプが壊れてスピーカーだけが余っているので、安いアンプでも買おうと思って調べているうちに、デジタルアンプ自作キットというのを見つけた。「カマデンTDA7491KIT」という基板と電気素子のセットが4千円くらい。「とりあえずのケースキット」という端子類とアルミケースのセットが3千円くらい。評判をググってみると、音も悪くないらしいので作ってみることにした。
コンデンサやコイルの半田付けは楽勝だったけど、アルミケースに穴を開けて端子類を付けたり、その端子にリード線を半田付けするのにはかなり苦労する。工具も必要になって、穴を加工するテーパリーマとリード線の皮を剥くストリッパーをアマゾンで購入。ケースキットに付いていた基板のスペーサが長過ぎるのでカッターで短く切ったり、結局3日くらい掛かって完成。
iPodとスピーカーを接続してみる。ちゃんと音が出た!ノイズも全く無い。嬉しい! ちょっと低音が弱いような気がするが、スピーカーのせいかもしれない。まあ文句無し。こんなにちっちゃいアンプとiPodだけでステレオが成立するって凄いなあ。技術の進歩を感じる。
(追記)その後、月日が経った2015年現在、TDA7491の改良版であるTDA7492基板を搭載した完成品のアンプが発売されています。上記の工作には基板とケースで7千円ほど掛かってますが、完成品で5千円程度。
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