2010/10/14

「Reimagines Gershwin」 ブライアン・ウィルソン (2010)


ブライアン・ウィルソンがガーシュインの曲をやるというのでクラシカルなのかと思ったら、ビーチボーイズのサウンドだった。しかし、音質がハイファイ過ぎるし演奏がカッチリしているところがビーチボーイズらしくない。ビーチボーイズはもっとゆるい演奏でオフ・マイクじゃないと雰囲気が出ない。そのへんの感じは山下達郎によるビーチボーイズのカバーと似ている。

曲もサウンドのクオリティも高いのだが、まとまり過ぎていてちょっと退屈。BGMとして聞き流すのには良い。昔未完だったアルバムを作り直した「スマイル」の方がずっと面白いし、音もちょっと昔風で違和感がない。

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