2009/03/05

「シャンブル」 ユニコーン (2009)


昔のユニコーンは面白いバンドだったが、ちょっとアイデアに走り過ぎてまとまりが欠けていたのであまり気に入らなかった。でもこのアルバムはみんな角が取れたのかうまく音が絡み合っている。リズムがゆったりと落ち着いていて良いし、奥田民生ソロ10年の音作り経験が生かされた深みのあるサウンドもとても良い。

ユニコーンは全員が作詞作曲して歌うというビートルズ・アプローチのバンドだ。昔のユニコーンの民生以外の曲は好きではなかったが、今回は他のメンバーの曲も面白い。作曲とヴォーカルが5種類もあるのにアルバムのトータル感があるというのはよく考えると凄いことだ。多様性と全体性が両立したこのアルバムは日本ロック界の金字塔である、と僕は認定します。

最近、洋邦問わずミュージシャンが復活するのがはやっているが、昔の曲で小遣い稼ぎみたいなことをされても全然面白くない。ユニコーンは15曲全部新曲で曲も演奏も昔より進化していてエライ。60歳までやると言っているからこの先も楽しみだ。

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