2008/09/16

「じゃりン子チエ」 かたぎやのお好み焼きの作り方


店で鉄板で作るのと違って、家のフライパンやホットプレートでお好み焼きを作るのは意外と難しい。せめて材料のレシピだけでもプロに近づきたいと思っていろいろ試行錯誤しているのだが、奥さんが「じゃりン子チエ」のどこかにお好み焼きの作り方が載っているはずだというので調べることにした。ググッてみると、どうやらコミックの9巻に載っているらしい。買おうと思って探してみると、コミック本は既に絶版になっていて、文庫で復刊されているようだ。文庫は1巻にコミック本よりたくさんの話が掲載されているので巻数が違う。出版社のサイトで各巻の掲載内容を調べたところ、文庫の7巻に第101話「おいしいお好み焼きの作り方」が入っていることが分かった。

とりあえず頭から読んでいく。やっぱり面白いなあ。ふと、この話を東京の下町に置き換えると「寅さん」になるんじゃないかと思った。テツも寅さんも腹巻をした自由人である。バカボンのパパも腹巻の自由人だ。そういえば植木等も加藤茶も腹巻姿でギャグをやった。腹巻は昭和の自由人キャラクターの象徴なのか。腹巻は日本オリジナルだしなあ。腹巻って何? 非常に興味深い問題だ。

それで、お好み焼きの作り方ですが、僕が期待した数値的なレシピはほとんど出てこない。キャベツの刻み具合や、タネの「固さはこの感じ」などと絵で書いてある。チクワを入れるとか、スルメをカンナで削ったようなものとか、意外なものも入れる。美味しそうだ。


追記:その後、コミック本のキンドル版が出ています。

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