タツローの作品だと思って竹内まりやのアルバムを買う。実際、タツローの曲にそっくりの曲がたくさんある。タツロー本人がアレンジしてコーラスも付けているのだからしょうがないが、他人だったらパクリと言えるくらい似過ぎている。山下家の家庭内手工業的音楽である。
僕はタツローのアルバムは全部フォローしているのだが、デジタル化してからの音はいつまでたっても好きになれない。音の分離が良すぎて楽器と楽器の隙間が真空みたいに感じられる。
歌詞はいわゆるスローライフ系コンセプトの曲と得意のテレビドラマ風恋愛ソングが半々といったところで、聴いていると何となく女性雑誌を読んでいるような気がしてくる。でも「50になるのも悪くない」と歌っている「人生の扉」はなかなか良かった。
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