「広告批評」誌の時評「ああでもなくこうでもなく」シリーズ第5巻。政治やスポーツや社会的な事件についていろいろ語っていて、いつもどおり面白い。
アルビン・トフラーと橋本治さえ読んでおけば、今の世の中がどうなっているのかが大体判るような気がする。僕が考えていることと重なる部分も多くて勇気付けられる。
今までの4巻と比べて、今回はちょっとだけポジティブな話が多かったような気がする。著者が肯定的に評価しているのは、アテネオリンピックの体操男子チームとイチローと村主章枝とオシム・ジャパンで、全部スポーツ関係だ。彼らの活躍はこれからの日本人のあり方のヒントになるという。スポーツ選手から学べというのだから、
小脳論に近いわけである。
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