2006/09/04

「cure jazz」 UA × 菊地成孔 (2006)


菊地成孔というジャズミュージシャンの曲とジャズのスタンダードが半々。菊地がUAに自分のアルバムで何曲か歌ってくれないかと打診したら、やるならアルバム全曲一緒にやりたいという返事でこうなったそうな。

UAはボ・ガンボスの曲を歌っても童謡を歌ってもUAの世界になってしまって凄いのだが、このジャズアルバムはもうひとつだった。全体に都会的でお洒落な雰囲気を出そうとしているところがいけないんじゃないか。UAのオリジナリティは動物的というか土着的なパワーを洗練したような表現にあるのであって、都会的洗練を目指したらそっちにはもっと上がいっぱいいるだろうという気がする。このアルバムの中でもクールな曲じゃなくてアフロな感じのリズムの曲では良さが出てると思う。

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