3枚目の「スパイラル」が良かったのでデビュー作を買ってみた。スパイラルは結構ストレートジャズだが、こっちはエレキベースと16ビートドラムの曲が多いのでフュージョンっぽい感がする。例によってとにかく速弾きがすごい。フュージョン系で速弾きだと平板で無感動になりがちだが強弱の付け方や曲の構成に起伏があるのでそうならず活き活きとしている。
ジャケット(US版)の内側に自己紹介みたいな文章が書いてある。彼女は5歳でピアノを始めたのだが、その時の先生が「赤く弾いてごらん」とか「ここはパパみたいに、次のところはママみたいに」という風に指導したという。それでこんなにイメージ豊かに表現できるのかと腑に落ちた。
フォーマットにとらわれない自由な精神が感じられるし、ユーモアもある。面白いなあ。今後も楽しみだ。2枚目も聴くしかない。
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