2006/04/09

「はじめてのやのあきこ」 矢野顕子 (2006)


ピアノ弾き語りで自分の曲をマッキー、小田和正、YUKI、陽水、キヨシローとそれぞれ一緒に歌っている。矢野顕子の歌い方はクセがあるので素直に歌うマッキーと小田和正はうまくなじんでいないようだが、もともとアクの強い陽水とキヨシローは余裕で合わせている。YUKIは矢野顕子になりきろうとしている感じだ。

面白いのは上原ひろみが出てくること。さすがに歌わないが、やっぱり類が友を呼んだ。一緒に弾いているところでは上原ひろみのパワーに矢野顕子が付いていけてない。そういえばこの前、スカパーで矢野顕子のライブを見ていたら「上原ひろみさんとレコーディングをして、ピアノ演奏の指導をされた」と話していた。上原ひろみも歌えばいいのにと思うが、彼女は歌うための脳ミソも全部ピアノを弾くために使っているのかもしれない。

このタイトルはどういう意味だろうか。矢野顕子が他の人と共演するのは初めてじゃないし。「共演している人たちのファンにとって初めて」の矢野顕子っていうことか。つまり新しいファンの開拓を目指しているのかな。それなら相手の曲も歌って12曲入りくらいにすれば良かったのに。7曲しか入っていないのに2600円は高すぎる。

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