ジミヘンのデビュー作。ジャズ・ロック、ブルース、ソウル、その他エレキでできることは何でもやります。何をやっても全部ジミヘン。この人は最初から完成されていたんだなあ。ビートルズでもマイルス・デイヴィスでも初めのうちはポップなことをやって、その後だんだんアヴァンギャルドな方向に進化していったわけだが、ジミヘンはいきなりポップかつアヴァンギャルドだった。凄いなあ。17曲1時間堪能できる。エレキギターの音楽はジミヘンだけ聴いておけばいいという気がしてくる。
今時ジミヘンを熱心に聴いている人間も少ないだろうと思ったが、この前フィギュア・スケートの小塚君が「ボールド・アズ・ラブ」で滑っていた。かと思えば、ソニーがジミヘンの全曲の権利を獲得して来年再発プロジェクトをやるというニュースもある。
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