2009/09/29

「AXIS: BOLD AS LOVE」 ジミ・ヘンドリックス (1967)


僕が最初に知ったジミヘンの曲は、スティングの傑作「Nothing Like the Sun」に入っている「Little Wing」だった。素晴らしい曲だなあと思ったらジミヘンだった。TOTOの「Kingdom of Desire」(日本盤ボーナス・トラック)にも入っていた。マイルス自伝を読んだらジミヘンの影響で電化したようなことを言っていた。奥田民生も「レッド・ツェッペリンを、ジミ・ヘンドリクスを、超えようとして」と歌っていたので、ツェッペリンとジミヘンのベスト盤を聴いてみたら、ジミヘンの方がカッコ良かった。

この前読んだキヨシローの「瀕死の双六問屋」で紹介されているいろいろなレコードの中でジミヘンの「AXIS: BOLD AS LOVE」が一番気になった。忌野清志郎公式ページのタイトルは「地味変」である。もうジミヘンを真剣に聴くしかない。

前にベスト盤を聴いたときは、カッコイイけどちょっと判り難い音楽のような気がしたのだが、それは僕の耳の視野が狭かっただけである。ロックなのかファンクなのかブルースなのかなどと思いつつ聴いていたのだが、そんなことは考えずにシンプルにギターの音色を聴けば良いだけだ。ジミヘンの音楽はギターの音色自体に快楽がある。

0 件のコメント:

コメントを投稿