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30年くらい前にテレビの深夜番組で見た、通行人にシャンプーしてしまう俵太は本当に面白かった。ナイトスクープの探偵となり、「巨泉の使えない英語」でアメリカ街頭ロケに行ったり、「ふしぎ発見」のミステリーハンターになったりと活躍していたが、その後、書家俵越山になってからはあまり見かけなくなった。
最近、越前屋俵太としての活動を再開し、この自伝的な本を出したようだ。俵太氏は想定外こそが面白いのだと主張し、実践し続けているわけだが、予め考えたとおりの結果を得るために、仕込みやヤラセで済まそうとするテレビ業界人たちとの闘いが書かれていて、なかなか興味深い。
想定外じゃないと面白くないというのは、「面白さは発見であり、面白いことは予想がつかない」という僕の意見と全く同じだ。
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