2007/09/27

「Age Ain't Nothing But A Number」 アリーヤ (1994)


'94年に15歳でデビューした天才少女R&Bシンガー。15歳にしては渋いスローな曲ばかりだが、落ち着いた声で歌っていてカッコイイ。歌い方はちょっと宇多田ヒカルに似ている。15歳でメジャーになったところも同じだ。宇多田ヒカルのアルバムの中に、あまりポップじゃなくてシングルにならないR&Bっぽい曲が何曲か入っているが、そっち方面の曲の元ネタはこれだったのかな。

こういう「リズムトラックと歌だけ」に近い音楽は退屈だと思っていたのだが、アリーヤの歌を何度か聴いているうちに、良さが少しわかってきた。歌のバックで鳴っている単調なコードとリズムに意識を集中すると、気分がだんだんレイドバックしてくるような気がする。今までと違う感覚を発見した。

この人は2001年に飛行機事故で亡くなったのだが、ウィキペディアによると当時「マトリックス・リローデッド」に出演が決まって撮影中だったそうである。ついでに調べてみると、アリーヤの代役で出たノーナ・ゲイはマーヴィン・ゲイの娘だそうだ。

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